推理小説

アザゼルの鎖/梅津裕一

友達に勧められ、読みました。あー畜生もったいねぇええ。 内容としては、猟奇殺人(聖書の見立て)+インターネットの暗部(おっぱい!おっぱい!)といった感じです。 感想としては、もう一捻りあれば傑作になっていたはず、という非常に惜しい内容です。 …

仮面山荘殺人事件/東野圭吾

アホか。

愛$探偵の事件簿/清涼院流水

あらすじとしては、ネットゲーに嵌る主人公がネットゲー内で様々な事件に遭遇するという、一寸面白そうに思えてしまう設定を清涼院流水が見事になんだかよく分からなくしてしまうという、いつも通りの内容です。 感想を書こうと思ったのですが、大説の感想を…

龍馬暗殺/高田崇史

歴代メフィスト賞作家群で随一のトレンディ作家、高田崇史による歴史の謎をひねくれ気味に解いちゃおうシリーズ第7段です。ここまで来るということは人気なんでしょうね。 内容としては、嵐の山荘ならぬ、嵐の4軒しかない村にやってきた一向は、高知だから…

彩紋家事件/清涼院流水

なんとか読みました。 途中まではまともだったので、がっかりしてたのですが、下巻250頁越えたあたりから、まごうことなき流水大説だったことが判明したので非常に嬉しくなりました。やっぱこうでなくっちゃ。 ただ、やっぱり解決編に突入してから、こん…

きみとぼくの壊れた世界/西尾維新

推理小説という項目で始まる時は、できるだけ推理小説っぽくないモノを選んでます。わざとです。 この本ですが、分類としてはたぶんエロゲーです。 またはセカイ系ってヤツですかね。 内容としては、まあ前述の通りエロゲーみたいな感じです。自分語り付きエ…

重力ピエロ/伊坂幸太朗

素晴らしいの一言に尽きます。ここまで読み進めるのがもったいない気がする作者はいません。 今回は、全ての絡み合っていた伏線が一つに収束していく前作、前前作と比べれば、どちらかと言うと最初の「オーデュポンの祈り」に近い感じがあります。 ただ、「…

ラッシュライフ/伊坂幸太郎

−張り巡らされた伏線− まさにこの本のための言葉ですね。 2度読みが好きな人にはたまらないです。まったくもってこの作家はスバラシイですね。 「陽気なギャングが地球を回す」といい、この作家、伏線の魔術師とでもいいますか。 絶対作者が一番楽しいはず…

ネヌウェンラーの密室/小森健太郎

「密室」と書いて「セルダブ」と読みます。 この本は、某後輩のS氏に勧められたのですが、その時のこと。 「お、コレは!いやーもうこれ読んだら他の密室モノなんて!」 こんな勧められ方をし他もので、ロクなメにあった記憶が。 ロクなメにあいました。 テ…

タイムスリップ森鴎外/鯨統一郎

コレはスゲエなあ。流石の鯨統一郎。 背表紙に「鴎外の作中での行動を誰にも言わないでください」とあるんで、内容紹介としては 森鴎外がタイムスリップしました(^-^) としか言いようが。 でもコレは言わずが華って感が。 森鴎外、タイムスリップして現代に…