神のみぞ知るセカイ/若木民喜

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

売れてるつったらこっちはかなり売れてるって話ですね。
一応あらすじ
・サンデーで連載を持つことになった
・予想以上に収入が少なかったが、編集者に「原稿料上げるので、アシとか増やしてクオリティあげてがんばって下さい」て言われたのでがんばった
・作品の質をあげたが、なぜか原稿料が据え置きだった
アコムとか目の前にあったので…
雷句誠がサンデー編集部を訴えた時に「ああ、やっぱりあそこは…」と妙な説得力を与えた
以上、作者の生い立ちでした。
作品のあらすじ
・少女の心のスキマに住み着く「駆け魂」と言う悪人の魂があった
駆け魂は、少女の心のスキマを埋めると捕獲できる
・心のスキマは、恋をしてキスでもすれば埋まる
駆け魂を集めるため、地獄から死神少女がやってきた
・少女はどんな女の子でも恋に落とせる「落とし神」が現世にいると聞いていた
・主人公である桂馬君は「落とし神」は、2Dの女の子にしか興味がなかった
いろいろ言い残したことはあるんですが、まあこのブログ読んでいる人ならだいたい読んでいるものとして語ります。
この漫画、ギャルゲよろしく毎回ヒロインがかわるんですが、主人公は「こういう展開はゲームでやったことがある」と女の子を励ましたり口説いたりして、心のスキマを埋めて行きます。
毎回変わるヒロインがスポーツ少女だったりツンデレお嬢様だったりしたんで、最初はサンデー読者の大きなお友達だけにちょっと売れてすぐ終わるんだろうなあ、せっかくおもしろいのにと思ってたんですが、予想は大きく外れかなり売れまくっているみたいです。
どうやら大きなお友達の他に、大きな女子達にも売れてるみたいなのです。
作品の展開から、現実の女の子もギャルゲーの女の子も一緒だと言っている様なモノなので、女子には評判悪いと思っていただけにこれは予想外でした。
つまりは、大きな女子達も心にスキマをかかえており桂馬君に埋めてほしいと言うことらしいのですが、これ本当にねらってやったとしたらたいしたもんです。
後、この漫画、じつは推理小説ばりの展開なので実はミステリーファンにも人気があるんじゃないかと邪推しているのですが、これは確認しようがないので邪推だけすることとします。終わり。