撃鉄 −ワルシャワの標的−

セガール in スパイ映画』とでもしたかったのでしょうか。
内容としては、セガールが小包運びを頼まれて、運ぼうとしたら裏切られて裏切られて裏切られて裏切られて裏切られたので、面倒だから片っ端から殴ったり撃ったり爆破させたりしてるうちにセガールはハッピーになるといういつも通りの内容です。
セガール従拳はいつもよりカナリ少なめで物足りない感はありますが、従拳の内容は濃かったのでそれなりにオッケーです。
といいますか、『電撃』にしろ、おそらく最近のセガールモノの物足りなさを、悪役相棒役等でカバーするのはなかなかいい手法と思います。もう歳ですしね、セガール
ところでこの映画、ストーリーが入り組んでいて難しいとの声もありますが、どうせ全員悪役、むしろ全員セガールに殴られる舞台装置だとのっけから頭に入れておけばちっとも複雑ではありません。
そんなちゃちい心意気で見るから大事なモノがぼやけてみえないんだ、と説教に使えるかもしれません。絶対使いやしませんが。