沈黙の要塞

セガール自身が監督を務めた初映画。かなり名作。
内容としては、石油会社が悪いことしてるから、その会社の社員だったけど正義のためイロイロとやっていたら、やりすぎて命を狙われて珍しく死にかけて、危ないところをイヌイットっぽいのに命を助けられたから、自分のウサバラシのついでに恩返しのつもりでその会社の石油工場をぶっ壊して、最後にセガールはハッピーといういつも通りの内容です。
イヌイットに命を助けられる時、印象的な映像を切りつなげてセガール大自然に活を注入されるシーンが前半のメインで、自然保護精神に一瞬芽生えかけますが、いざ戦闘が始まれば「あんなおとぎ話信じてねぇよ」と一蹴して銃を振り回す姿は感動モノです。
最後に自分がやったことを正当化するため「環境破壊を?」とか「石油文化など!」と世間に訴えかけますが、先ほど自分が石油工場にさんざ火をつけ爆発させまくったため、説得力というものが皆無でした。が、まあそんなもんセガールには必要ありませんからね。