論理

つまるところイラストロジックのおもしろさは、行き詰まって後一マス目が埋められる事に気づき、そのたった一マスを埋めたことにより全ての絵が連鎖的に解けていく快感にあります。
ならば、論理を謳う推理小説は、たった一つの綻びから事件の全体像が解き明かされて行くのが理想と言えます。
しかし、そんな小説は滅多にお目にかかれません。
この度、滅多にお目にかかれないものにお目にかかれたのでここに記します。