氷菓/米澤穂信・愚者のエンドロール/米澤穂信

総評:B+
というわけで、氏のデビュー作。
あらすじは、無気力の主人公が気力のあるヒロインに引っ張られ謎を解決していく話。
謎自体も魅力的であるし、何よりキャラクターが生き生きしているのが印象的。因みに作者は講演会で「女性キャラは、男性の主人公に都合の良いだけのキャラにならないよう気を遣っている」との事をいっておりましたが、今読み返してみればなるほどと思えます。もっと因みに、媚び媚びの女性キャラも好きです。
閑話休題、こうなれば、挿絵の一つでも欲しいところではありますが、挿絵はありません。想像力で補ってください。補えない人は初版本を探してください。初版本だけ絵がついています。因みに初版本を探していますが、手に入りません。