護くんに女神の祝福を!/岩田洋季

護くんに女神の祝福を! (電撃文庫)

護くんに女神の祝福を! (電撃文庫)

総評:B-
評価:A+
一巻読んだ時はカルチャーショックを受けました。
とにかく、いかに主人公がヒロインにラブラブであるかを執拗に書いただけの一品。もしこれを書いたのが肉親とか知人に知れたら、吉野の山奥で隠匿生活送るしか生きる術なしというぐらい恥ずかしい一品。電車で読んでたらニヤニヤしすぎて隣の席に座っていたオバサマが隣の車両に移った一品。多少荒削りな部分はあるも、それを無視させる一品でした。最初は。
世界観を作り込まなかったツケは第二巻でいきなりやってきた。
キャラクターがイきていないツケは第三巻以後ずーっと影響してくる。
あーこの作者がおもしろい漫画や本読んでないんだろうなあという第四巻。
第七巻辺りになると、読んでて苦痛もいいとこだ。
しかし、出たら必ず買う。何故だ。ラブラブパートのみで600円の価値があるからだ。
はっきり言って、これ読んでる読者の50%以上はこれよりおもしろい話書けるだろうなあ。
しかし、何故か、短編集はA-の評価をつけられるデキだったりします。この作者何者なのだろうか。