ハウルの動く城

観てきました。いやあ、まさかこう来るとは。


内容は、18才の少女が90才のバアサンになる呪いをかけられたけど、元気にガンバってたら最後にハッピー、つまり、宮崎アニメのテンプレートに90才という設定をプラスしたという感じです。


世間の評価が賛否両論となっていますが、個人的に理由を推察するに、話の大筋はわかりやすいのに、小筋がわかりにくいからじゃないですかね。
これはもうどっちが好きかは人それぞれなのでしょうがないですね。


個人的には、伏線の張り方が細かった事に関心しました。
動く城などの金かかってそうな映像に目を奪われがちで、細かい所には気がつきくいのですが、じっくり腰を据えて観ると新しい発見があったりします。
普通の映画でこれをやっても、普通の人は何回も同じ映画観たりしないので無駄な努力となりかねませんが、ところがどっこいこれは宮崎アニメなのです。
つまり、何回も何回もテレビで放映されることが約束された宮崎アニメの特性を活かした映画ということですな。
これちゃんと計算してやったのなら、評価できると思うんですがね。